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スクールライフ

校長講話①

2017年04月06日 学校行事


 昨日の始業式で触れた、世界のホンダの創業者、本田宗一郎の話をします。

 彼に学歴はありません。小学校を卒業して自動車修理工場に住み込みで働いたのが、技術者としての彼の経歴の始まりです。戦後まもなく自分の会社を興します。それが今のホンダです。資本金100万円、従業員34人、小型バイクをつくる小さな会社でした。それがよく売れて会社は飛躍的に発展していきます。ところが、創業5年目に彼は従業員に向かって宣言します。「自分の夢は全世界の自動車競走の覇者になることだ。来年からマン島TTレースに出場する」と。

 

 マン島TTレースというのは、イギリスのマン島にある一周60キロの公道コースを何周もするという、当時最高峰の国際オートレースです。それに挑戦して、優勝しようというのです。従業員も世間の人々も、そんな身の程知らずなことは無理だと思っていました。

 

 彼はレースの視察に行きました。実際に自分の目でレースを見て愕然とします。外国のマシンが自分のつくるバイクとは全くレベルが違うのです。しかし、一晩寝ると「負けるものか」という意欲がむくむくと沸いてきました。そこが本田宗一郎らしいところです。プロジェクトチームを作って研究開発に取り組み、初出場までに5年かかりました。

 1年目の出場は4台が完走、67810位に入り健闘を見せました。2年目は他のレースにも参加して、かなりの手ごたえをつかみました。そしていよいよ3年目、ホンダチームは世界GPシリーズにフル参戦して、大目標のマン島TTレースでは、125cc250cc2部門で1位から3位までを独占するという快挙を達成したのです。それ以来、ホンダのエンジンは世界で評判になりました。

 「困難な目標だからこそ挑戦する」ということを、本田宗一郎は教えてくれました。どうですか、諸君も全国大会優勝をめざしてみませんか。だめでもいいではないですか。初めから優勝できると思っている人なんていないのですから。

 終りに私の好きなホンダのCMを紹介します。本田宗一郎の言葉そのものです。

  がんばっていれば、いつか報われる。

  持ち続けていれば、夢はかなう。

  そんなのは幻想だ。

  たいてい、努力は報われない。

  たいてい、正義は勝てやしない。

  たいてい、夢はかなわない。

  そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。

  けれど、それがどうした?

  スタートはそこからだ。

  技術開発は失敗が99%。

  新しいことをやれば、必ずしくじる。

  腹がたつ。

  だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。

  さあ、きのうまでの自分を超えろ。

  きのうまでのHondaを超えろ。

  負けるもんか。

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